2014年1月1日水曜日

2009年11月19日木曜日

Make Tokyo Meeting 04に出展します

Make Tokyo Meetingというとてもおもしろいイベントがあります。



技術系の作品からアート作品まで出展されるこのイベントに今回も出展します!(前回の出展に関するエントリーはこちらこちら
今回出展するのは、Musculus2。天下一カウボーイ大会で発表したMusculusをバージョンアップしたものです。簡単にMusculusが何かを説明すると、ダンベルにコンピュータくっつけてダンベルの動き情報をPCに送信、PCでそれを把握して運動状況をウェブにアップするという物です(詳しくはこちら)。
ダンベルからは下の図みたいな波形データがとれます。



んで、Musculus2は何が進化したかというと・・・

1.入力されたユーザ名と身長とWiiバランスボードで取得した体重をtwitterにポスト!

まず、これでユーザ情報をtwitterにポストすることで、どんな人がトレーニングをしているかわかります。
2.運動状況をtwitterで中継、そのトレーニング状況を24oclocksが表示!(24oclocksはtwitterのtweets状況を直感的に知ることのできるグルコースのサービスです。)

これにより、どのユーザがどれくらいトレーニングをしているか一目で知ることが出来ます。

という感じです。


はい。これで人とつながりを感じながらトレーニングができるという訳です。これを応用すればBMIを元にその人に最適なトレーニングプランを提示、行ったトレーニングによる消費カロリーを表示する事で、やる気を促進することや、リハビリなどの医療への応用も可能なのです。はい。

ということで、これを展示します。11/22、23お時間ある人は是非!
東京工業大学 大岡山キャンパスでやってますー。

2009年9月1日火曜日

第参回天下一カウボーイ大会 学生の部R180にてMusculusを発表

天下一カウボーイ大会という第一線で活躍するエンジニア、研究者が集まるとても面白いイベントがあります。





今回で3回目となるカウボーイ大会では、180ロデオというセッションが設けられました。これは自分が作った物を180秒で伝えるというもので、スピード感あふれるセッションです。この180ロデオの学生の部にてMusclsuを発表させていただきました(Musculusの詳細はこちらのエントリーを)。

天下一カウボーイ大会の様子がNHKのニュースでも紹介されたんですが、実はそこでMusculusの発表も紹介されまして・・・、生まれて初めてNHKで名前が出ました!



んでですね、今回の発表が学生の部準優勝になりました!



その時の写真(古川享さん撮影)

こちらは頂いたハッピーハッキングキーボードProfessional2。これでバリバリコードを書きます!


さてさて、天下一カウボーイ大会の後には今回が最後となるFinal Alty Party The Finalがありました。このパーティ、altyさん個人が開くパーティなんですがその豪華さと言ったら・・・、ねぇ・・・。もう凄すぎですよ。



個人で開くパーティですよ!?これ!
今年でalty partyも3回目ですが毎年驚かされます。お土産に配られるものも驚きます。Bio 100%最新作のFree Beer・・・(最新作はゲームじゃなかった・・・)。しかも成分表示がおかしい。


麦芽、ホップまではわかる。青色2号・・・。なぜ・・・?前回のお土産は青いカレーだったけど、まさか今回は・・・。



やっぱり青いビールでした・・・。



11/19追記:
随分前になりますが、東京MXテレビにも取り上げられました。

肉体改造支援モジュール「Musculus」

こんなものを作ってみました。



実際のつぶやきはこんな感じ。



これでトレーニングが続けられること間違いなしですね。
こんな事も出来ます。



肉体で家電を制御してますね。肉体リモコンとでも呼びましょうかね!
このMusculusは次のように構成されています。



特徴は
・人とのつながりを保ちながらトレーニング出来る。
・「人のためにトレーニングをする」という概念を取り入れた。
といったところだと思います。

Musculus次の概念を念頭に置き開発を行いました。
・Webは人を動かすセンサ。Webと本来ネットワークにつながっていない「物」とつなげることで様々な可能性が広がる。
・オープンソースハードウェア(Arduino)を用いてホームオートメーション。

これらを取り入れることで、今までにない形で家電をオートメーションすることができます。
今後についてですが、さまざまな応用範囲があると思います。
例えば、リハビリの支援などの医療系の応用や、トレーニングに最適な環境をホームオートメーションで実現するなどです。

実際やってみるとなかなかおもしろいです◎

2009年6月30日火曜日

Make Tokyo Meetingの反応

5月の下旬、Make Tokyo Meeting 03というものに参加しました。
このイベントはガチガチの技術的なものから、メディアアート作品に至るまで様々なものが出展されるものです。
参考:
http://jp.makezine.com/blog/2009/05/mtm03_shuryo.html

今回出展したのは「盛り上がりTV」
「TouchBoard」「MouseBoard」「FootMouse」の4つです。

んでですね!なんと!全部でないですけどGizmodo Japanと日経ソフトウェアに取り上げられました!やった!

[MAKE: Tokyo 2009]キーボードで全てを操作したい人たちへ(動画)
・日経ソフトウェア2009年8月号p146

本屋さんに寄ったら日経ソフトウェア見てみてくださいな・・/

FootMouse

さてさて、相も変わらずPCに向かう事が多い日々を過ごしてます。
PCの操作はほとんど手で行いますね、キーボードもマウスも。
キーボードを足で入力するのは大変ですね、ブラインドタッチもまま成りません。
足でマウスなんてねー、そんなねー。まさかねー。

んで、作ってみました。足で操作するマウス、FootMouseです。



ま、WiiBalanceBoardのように見えますけどね。
ま、WiiBalanceBoardなんですけどね。

今回はWiiBalanceBoardのセンサー値を取得してマウス操作を行うアプリケーションを作りました。
いやー、これがね、以外と、使いづらい!
僕の制御プログラムがねーテキトーですからねー。
本来なら重心計算だけでなく、細かな人間の動きを考慮した制御プログラムを作るべきなのですがそこまでやっていません・・・。
だもんで、クリックするために力を入れるとそれで重心がずれ、意図せぬものをクリックしてしまうこともしばしば・・・。
時間ある時に改良いたします・・・(・・/)

2009年5月15日金曜日

プロジェクトTBOX

普段使っている家電製品。これらはユーザがその場で操作をして制御するものがほとんどです。
私達は家電の制御の仕方に別の形があると考えました。
例えば、会社から帰宅する前に家のエアコンを入れることが出来たらどうでしょう?帰宅して、すでに快適な温度になっていたらどうでしょうか?

これを実現するために、私達はネットワークとハードウェアを融合した新しいスタイルを考えました。それは、ネットワーク経由でPCからハードウェアモジュールに家電を操作する命令を伝え、家電をコントロールするというものです。

これをより手軽に、そして簡単に実現するため私達はArduinoに注目しました。オープンソースのハードウェアを用いる事でより手軽に利用することが出来るからです。



さて、先ほどの例を具体的に書くと
・会社のPCからネットワーク経由で家電を操作する命令を送信
・家のPCがそれを受信し、ZigBee経由で家中のArduinoに命令を送信
・特定のArduinoが受信した命令を赤外線信号などを用いて家電を制御
のように考えられると思います。

このような家電スタイルのサンプルとして私達は「盛り上がりテレビ」を作りました。
2chの実況板で盛り上がっているチャンネルを取得して自動でテレビのチャンネルを合わせてくれるものです。全体の構成は下記のようになります。



PCで盛り上がっているチャンネルを取得し、あらかじめ登録していたチャンネル情報をZigBeeでArduinoに伝えます。Arduinoはその信号をテレビに送信しチャンネルを変更します。





テレビをつけておくだけで、自動的に盛り上がっているチャンネルに切り替わるので、新しい発見があるかもしれません。

今後は様々な家電を制御していきたいと思います。