2009年5月15日金曜日

プロジェクトTBOX

普段使っている家電製品。これらはユーザがその場で操作をして制御するものがほとんどです。
私達は家電の制御の仕方に別の形があると考えました。
例えば、会社から帰宅する前に家のエアコンを入れることが出来たらどうでしょう?帰宅して、すでに快適な温度になっていたらどうでしょうか?

これを実現するために、私達はネットワークとハードウェアを融合した新しいスタイルを考えました。それは、ネットワーク経由でPCからハードウェアモジュールに家電を操作する命令を伝え、家電をコントロールするというものです。

これをより手軽に、そして簡単に実現するため私達はArduinoに注目しました。オープンソースのハードウェアを用いる事でより手軽に利用することが出来るからです。



さて、先ほどの例を具体的に書くと
・会社のPCからネットワーク経由で家電を操作する命令を送信
・家のPCがそれを受信し、ZigBee経由で家中のArduinoに命令を送信
・特定のArduinoが受信した命令を赤外線信号などを用いて家電を制御
のように考えられると思います。

このような家電スタイルのサンプルとして私達は「盛り上がりテレビ」を作りました。
2chの実況板で盛り上がっているチャンネルを取得して自動でテレビのチャンネルを合わせてくれるものです。全体の構成は下記のようになります。



PCで盛り上がっているチャンネルを取得し、あらかじめ登録していたチャンネル情報をZigBeeでArduinoに伝えます。Arduinoはその信号をテレビに送信しチャンネルを変更します。





テレビをつけておくだけで、自動的に盛り上がっているチャンネルに切り替わるので、新しい発見があるかもしれません。

今後は様々な家電を制御していきたいと思います。

1 件のコメント:

mon さんのコメント...

こんにちは.
MTM03でご挨拶させていただきました、mon工房の野村と申します。
新しいPCインターフェース大変面白かったです。タバコありがとうございました。
もしよろしければ、下記アドレスにメール下さい
dejax86@gメール.com